「組立式テント」「災害用簡易トイレ」「かまどベンチ」など非常時対応型有料駐車場が光明池駅近に登場
この記事は2017年7月25日に掲載された記事です。
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大型災害時に有効利用できる「組立式テント」「災害用簡易トイレ」「かまどベンチ」などが盛り込まれた「非常時対応型駐車場モデル事業地」が大阪初のモデルとして、光明池駅近くに「三井のリパーク」光明池駅前駐車場が2017年7月21日(金)にオープンしているそうです。
場所は光明池運転試験場の道を挟んだ場所で、先日記事にしたことのある「ティア泉北光明池」の隣に建設されていた駐車場ではないでしょうか。
平常時は時間貸しと月極の駐車場で、料金は下記のとおりとなっています。
台数 | 112台(うち時間貸82台・月極30台) |
利用料金 | 0:00~8:00 60分/100円 8:00~20:00 60分/200円 20:00~0:00 60分/100円
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最大料金 | 入庫後24時間以内 700円 |
その他要点 |
電気自動車充電器が1基、備え付けられているそうです。 “普通充電器(200V)のスタンドタイプ。電気自動車のほかプラグインハイブリッド車にも対応します。充電口にダイヤルロックを設置しており、利用希望者は、コールセンターに連絡し、開錠方法を確認の上、利用できる体制を整えています。” …との事です。
環境に配慮した廃プラスチック車止めを利用 大型反射板により、夜間の視認性も向上しているとの事。
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これだけでしたら手頃な料金で電気自動車の充電もできるパーキングといった扱いですが、特徴は先にも述べたとおりこの駐車場が「非常時対応型駐車場モデル事業地」だという事ですね。
万が一の非常時に「組立式テント」「災害用簡易トイレ」「かまどベンチ」といった防災設備を備えた設備がなされていますので、万が一の時のために覚えておいて良いと思います。
和泉市では他にも緊急避難・一時避難地を考慮された「つくしの公園」や和泉市と災害協定を締結している「ららぽーと和泉」など様々な防災への取り組みが進められているそうです。
「三井のリパーク」光明池駅前駐車場に導入されている災害支援は下記のようです。
(三井不動産リアルティサイトより転載)
組立式テント(8台) 簡易プライベートテント(1台) | 災害時の負傷者手当てや一時的な休憩などを想定した組立式のテントと、簡易的な更衣室や個室トイレのスペースとして利用できる簡易プライベートテント(災害用簡易トイレと共にベンチに収納)を配置しました。 |
災害用簡易トイレ(1台) | ベンチ内部に収納された簡易トイレで、簡易プライベートテントと共に設置することで、災害時に個室トイレとして利用できます。 |
かまどベンチ(1台) | ベンチ内部に収納されたかまどで、災害時の防寒、炊き出しなどが可能です。通常はベンチとして運用可能です。 |
ソーラーLED街路灯 (非常用電源・AEDタイプ1基、非常用電源・災害備蓄品タイプ1基) | 日照時にソ-ラーパネルで太陽光による発電を行い、蓄電された電力で夜間にLED照明を点灯、災害時や停電時にも機能します。また、停電時の非常用電源として、防水コンセント2口(最大120W)が用意されており、携帯電話の充電やラジオなどにも利用できます。さらに、ソーラーLED 街路灯足元のキャビネットには、AED(自動体外式除細動器)を設置しています。 |