この記事は2012年5月1日に掲載された記事です。
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和泉防災無線クラブが防犯活にも協力
市民自主防災組織「和泉防災無線クラブ(中尾昭彦会長・113人)」では、防災活動だけではなく、子どもを狙った卑劣な犯罪の阻止と地域防犯力アップにと、青色防犯パトロール隊(民間車両5台)を組織し、春の地域安全運動期間(4月21日~30日)にあわせ、パトロールをスタートさせました。
和泉防災無線クラブは、災害発生時に和泉消防本部と連携して情報収集を行うもので、アマチュア無線愛好家により平成8年に組織され、大規模な災害が発生した場合、無線技術者としての機能をいかし、自主的に防災活動により、被害状況の収集と和泉消防本部への情報提供活動を行うクラブで、全員救急応急手当の知識もあり、市民への講習会なども行っています。
中尾隊長は「防災活動から防犯活動にも手を広げ、またこの時期は新入学の児童がいるため本日の出発式となった。和泉防災無線クラブパトロール隊は、青色回転灯を点灯させ無線技術者の機動性をいかし、犯罪抑止に貢献できれば…」と話しています。
4月25日の初の出発式には、和泉市、教育委員会、和泉警察署、大阪府鳳土木事務所、市民自主防犯組織である和泉総合防犯センター(ICPC)など青色パトロール総車両12台が市内21の小学校児童の下校時間に合わせて出発します。
出発式では石川清教育長は、「子どもを狙った犯罪が毎年起きる中、防災から防犯活動にまで幅を持った活動を行っていただくことは本当に心強い、救急応急手当の資格のある人が無線と車両で機動力をフルにいかしていただくことは本当に心強く思います。和泉市から子どもの被害をなくしていきたい。」と話しています。
本記事は和泉市いずみアピール課様よりご提供頂きました。 ありがとうございます。