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和泉市南部の善正町などの数件の農家で栽培されている「すだち」が実りの秋を迎え、これを使用したすだちポン酢しょうゆ「うらら香」の生産が始まりました。
「うらら香」は、「(株)こばし」(和泉市テクノステージ三丁目5−2)が、9月28日から約3日間のあいだ「テクノステージ和泉」内の製造工場でジュースの搾り器具を使い、約10人のスタッフですだちの手搾りを行って毎年製造されています。
そんな「うらら香」ですが、「世界初!ポン酢部門で7年連続モンドセレクション最高金賞を受賞」との事で注目を集めています。
和泉市善正町にある収穫前のすだちの木は、樹齢約25年、高さ約2メートルの高木で、1シーズンに直径約2~3cmのすだち約60kgが実を結び、初秋の香りを食卓へ運んでくれます。
収穫は、9月中旬頃から順次行われており、今年は農家から約3トン調達されたそうです。
徳島県が名産といわれる「すだち」は、土質や気候の影響が大きく、和泉市産のすだちは昨年に比べ今年は転作から5年程経過しており、成育がよく収穫量も多くなってきているそうです。
とれたすだちは風味や香りがよく、有機丸大豆醤油と昆布だしをベースに、添加物を一切使わず作り上げているため、ポン酢としては格別で豊かな香りが料理の隠し味や添え物として人気があります。さらに、すだちの搾りかすを市内の農業家と協力し、もみ殻やぬかと合わせ有機肥料にし、すだちの木の肥料にするなど、まさに有機栽培農法として資源循環型の仕組みを行っているとのことです。
風味格別の「うらら香」は、世界で初めてポン酢部門で7年連続モンドセレクション最高金賞を受賞し、全国各地のスーパーなどで販売されています。
「(株)こばし」での販売価格は、360mlで定価702円(税込)。
小橋代表は「丹精込めて手絞りしたすだちの風味や香りをぜひ味わってほしい・・・」と話されています。
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