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手づくりで地場産業(人造真珠・ガラス細工・和泉木綿)を製作
和泉市立幸小学校(和泉市幸2−3−1)の5年生児童(32人)が総合的な学習の時間を利用した起業家教育の授業を受講されているそうです。
同授業では、児童たちが製作部・宣伝部・経理部・開発部といった部署を持つ模擬会社を立ち上げ、自分たちが作ろうとしているものについての市場調査を行い、自分たちで企画・立案した商品を販売し、出資金(出資金は保護者や教職員が負担)への返金を行うといった一連の活動を通じて社会のしくみや働くことの厳しさ・喜びを体験するキャリア教育の一環で、今年で8年目の取り組みとなるそうです。
平成25年10月22日に、市内3か所(和泉府中駅前のロードインいずみ内「情報観光ステーション」・フチュール和泉「コノミヤ」横・信太山駅前の「スーパーサンパール」)で、販売にあたってのデザインや価格、年齢層などの市場調査を行いました。
その結果をもとに児童たちがデザイン案を作成し、平成25年12月19日に保護者も参加して商品評価会を行い、商品化するデザインを決定したそうです。
今回企画制作された商品は、和泉市の地場産業である人造真珠の協力業者(三憲真珠株式会社)から人造真珠を買い入れ、以下の様な商品を制作しました。
ストラップ(3~15ミリの円形や涙型・ハート型をした人造真珠10~20個を使用)
製作個数:180個
ブレスレット(6~10ミリの円形や涙型・ハート型をした人造真珠15~20個を使用、直径約5センチ)
製作個数:180個
バッグチャーム(カバンなどにつける少し大きめのストラップ。大きめの円形や涙型の人造真珠を10~20個使用)
製作個数:120個
商品はまず児童が作り、仕上げを再度業者に依頼し製品として完成させて販売されるとのことです。
製作部を中心に作ったストラップ・ブレスレット・バッグチャームは、2月21日(金)午前10時30分から市場調査を行った場所で販売されます。
また、宣伝部では、販売時店舗に設置するPR用の看板や事前に販売をお知らせするポスター(A3サイズ)などを製作。
経理部では、値段の提案を行ったり出資金の管理を行い、開発部では、当日の販売に向けての商品紹介カード作りや予約販売、ラッピングなどを担当したそうです。
また、和泉市立国府小学校(和泉市府中町2−5−20)の4年生児童も幸小学校と同様の総合的な学習時間を使って起業家教育の授業を行っており、ラクダの形をした箸置きのガラス細工やさくらの形をしたコースターの和泉木綿などを製作。
2月27日(木)午前9時30分から11時30分まで、JR和泉府中駅前のロードインいずみ(商店街)で販売されるそうです。
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