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和泉市立北池田小学校(和泉市池田下町1670)の5年生児童が12月20日(木)に総合学習の時間を使って、地元町会関係者の協力を得て、新年を飾るしめ縄作りを体験しました。
北池田小学校(以下、同校)は平成14年から地元農家の指導で学校教育田(約1100平方m)を利用して米づくりを行っており、収穫を終えたあとワラを活用してのしめ縄づくりを実施されたそうです。
同校の児童たちは6月に田植え、10月の稲刈りを行い、11月の収穫祭では指導者らとおにぎりを一緒に食すといった農業体験を行なっていて、今回使用する「うらじろ(シダ植物門ウラジロ科に属するシダ)」などは地元町会関係者らが山へ出かけて用意し、農業体験の総仕上げとなるしめ縄の作り方を児童たちに伝授されたそうです。
児童たちは地元町会役員から制作手順を見習いながら、ワラを束ねて縄をない、長さ約50cmのしめ縄を完成させていました。
制作を体験した児童の一人は「わらを何度もねじるのがむつかしかった。米は食べるものだけ作ると思っていましたが、わらを使ってしめ縄までつくるとは昔の人は物を大切にする『もったいない』の気持ちがいっぱいあることが分かりました…。」と話していたそうです。
葉付きみかんを調達し、指導にも加わった冨尾利彦池田下泉財町会長は「手間ひまかけて米を作る苦労と、しめ縄で新春をお迎えする日本らしさが子どもたちに伝われば…」と話されていました。
本記事は和泉市いずみアピール課様よりご提供頂きました。 ありがとうございます。
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